サーフィン初心者のための入門講座では、サーフィンに関しての基礎知識をわかりやすく丁寧に説明しています。まずは基本を理解して上達のコツやヒントをつかんで中級者、そして上級者を目指してください!
【海と一体となって波を滑走する爽快レジャー!】
サーフィンは、波乗りとも呼ばれ、海で爽快に遊ぶマリンスポーツです。人工的な動力は一切使わず、自然との一体感を感じられる遊びとして、初心者はもちろん、趣味や生涯スポーツとして行っている方、プロとして競技に出ている方など幅広い層に楽しまれています。
「サーフィンって何?」という基本的な疑問から、色々なサーフィンの楽しみ方、他にも「ボディーボード」といった海のアクテビティも併せてご紹介します。ぜひ、あなたにあったスタイルを見つけてみてください。
【サーフィンって何?】
サーフィンは波に乗って遊ぶマリンスポーツです。ボードの上にうつ伏せになってパドリング(海面を手で漕ぐこと)しながら、タイミングを合わせサーフボードの上に立つテイクオフ!疾走するボードの上から眺める景色は格別です!スキルを積んでいくと、ターンなどのトリックや、大きい波にも乗れるようになります。初心者はスクールやガイド付きツアーなどで基礎を学ぶと同時に、ルールやマナーも覚えていきましょう!
波があるスポットでは、他にはボディボードも人気があるアウトドアレジャーです。サーフィンとの大きな違いはボードの上には立たず、ボードに上半身を乗せて体重移動によるコントロールによってボードを操作して波に乗ります。安全で楽しく体験できるため、女性やお子様にも人気があります。
【サーフィンに必要なアイテム】
サーフィンには何と言ってもサーフボードが必要。体力や体格、乗りたい波の状況にあった種類をセレクトしましょう。
他にも、ボードと体を繋ぐリーシュコードをはじめ、サーフボードに付けるフィンやデッキパッドも嗜好に合わせて揃えるサーファーもいます。※基本はボード購入時に付いています。
また、夏場は日焼け対策にラッシュガードと短パン、他の季節はウェットスーツやドライスーツを着用します。特に寒い冬場はホットパック(防水カイロ)を装着するなどの防寒対策を行う必要があります。
スクールやツアーでは、これらの装備一式がレンタル可能なので、初心者はまずは体験してから自分に合ったアイテムを揃えましょう。
【サーフィンの種類、それぞれの楽しみ方】
サーフィンは、使用するボードで色々な楽しみ方やスタイルがあります。
ロングボード
一般的に初心者は、長さ、幅、厚みがあり安定感があるロングボードからはじめます。ボードが大きいためコントロールが難しいのが難点ですが、失速しにくいため波に乗るのが比較的簡単で、サーフィンの面白さをすぐに感じることができます。
ショートボード
アグレッシブな動きを求める場合は、シャープな形状のショートボード。安定感が無いため、立てるようになるまで練習が必要ですが、波に乗った状態でのボードの扱いが容易にできることで多くのサーファーに人気があります。細かいターンなどのトリックをして遊びたい方や、スキルが上がってきたらショートボードにも挑戦してみましょう。
ファンボード
ロングとショートの中間で、手軽にサーフィンを楽しみたい方におすすめのファンボード。ショートボードよりも浮力があるためテイクオフしやすく、ロングボードより板自体が小さく軽いため、動きもスムースに行えます。
ボディーボード
ボディーボードは、サーフボードと違って板に立たないため、形状が小さく、腹ばいになって、手で板をつかんだまま波に乗ります。アーチテールとバットテールがあり、初心者はアーチテールで練習します。また、足にはひれのようなフィンを付けて行うのが特徴です。
【サーフィンの歴史】
ハワイの先住民、あるいはタヒチに住むポリネシア人がはじめたという説があるサーフィン。西暦400年ごろには既にサーフィンの原型があったのではないかとも言われています。その後、現代ではハワイやカリフォルニア、オーストラリアなどに多くのクラブが作られ、日本では1960年頃、神奈川や千葉で在日アメリカ人から伝わったと言われています。
発祥以来、木の板のボードが使用されていたサーフィンですが、戦後から現在に至るまで、発泡ウレタンフォームをガラスクロスとポリエステル樹脂で包んだものが主流となるなど、素材が進化しました。
サーフィンの魅力を存分に楽しもう!
いかがでしたか。サーフィンは、あなたの興味をくすぐりましたか?
日本国内では静岡・御前崎、神奈川・湘南、千葉・九十九里浜など首都圏からアクセスの良いスポットや、宮崎や四国などはサーファーにとって人気があります。《そとあそび》では、サーフィンの基本やルール、海の知識や楽しさを、体験しながら学ぶことができる初心者スクールを紹介しています。お気に入りのフィールドを見つけて、あなたに合ったスタイル(ショート・ロング・ファン・ボディーボード)で、波乗りを楽しんで下さい。